AUG. 2024

豊かな⾃然と⼟と⽂化が根付く、栃⽊県の焼き物の⾥として知られる益⼦町に隣接する茂⽊町の⼭で⼯房を構えて活動する陶芸家の佐々⽊康弘さん。
⼟と⾊や質感を左右する釉薬には柿釉、糠⽩釉、⻘磁釉、並⽩釉、本⿊釉薬といった益⼦伝統のものを使いながらも、「掛け分け」という複数の釉薬を使⽤する技法を⽤いたモダンなデザインは、ボーダーや釉彩など、軽やかで新しい益⼦焼を感じるものばかりです。
プレートやマグカップはもちろん、コーヒーサーバーや壁掛けの花器まで⽇々を楽しむアイテムが揃います。⾷卓や使われる場をイメージし、「出番の多い器になれば」と⾔う佐々⽊さん。

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生活の場となる自宅と作陶の場が一連に繋がる佐々木さんの工房。
緑が広がる外にはガス窯が2台並び、時には雨が降る中行き来を繰り返します。
一つの器が出来るまで土を練り出すところから始まり、ろくろを回して成形し、乾燥や釉薬がけがけなど窯出しまでたくさんの工程があるなかで、スムーズに行き来ができることは嬉しいポイントだと言う。
気負いなく使える日々の道具として寄り添います。
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ET004 CAF

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