
OCT. 2024
八ヶ岳の麓の⻑野県茅野市を拠点に、森林資源の利活用プロデュースを手掛けるプロジェクト「yaso (ヤソ)」を手がける猿渡凜太郎(さるわたり りんたろう)さん。
本来であれば廃棄される樹木を「森と寄り添う暮らし」をコンセプトに、精油やお香からはじまり、ナチュラルコスメの「yaso apothecary」では、自社蒸留の精油を活かした暮らしに溶け込みやすい形にリデザインされたプロダクトを展開しています。
精油の蒸溜には、自社設計の蒸留器や昇降機を駆使して約5時間をかけて蒸留。樹木の場合、1回の蒸留での採油率は良くても1%前後となり、蒸留を何度も積み重ねて製品へと繋がっていくという。時間をかけてマルチバームやヘアオイル、ルームスプレーというプロダクトへ循環し「樹木」と名付けられた香りは、ウッディでどこか芯のある日本らしい香りです。
1日の中で、蒸留しながらもすぐ隣の畑でもハーブなどボタニカルを採ったり、蒸留をしながらのパッケージングや企画会議なども行う為、工房2階のオフィスとの行き来も多く、履き替えのストレスが少なく防水面が優れている810sはワークシューズとしてもちょうどよく機能します。
単なる森林の伐採ではなく、資源として行き場があれば正しく循環すると言う猿渡さん、
森林資源の循環を暮らしに繋ぐ「yaso」と、プロユースで培ってきたノウハウを日常の道具として提案する「810s」、違うフィールドながら“今の暮らし”への循環という視点が重なります。
Shoes|PRACTICAL ET-P001
PRACTICALラインは810sのフィロソフィーを基にしたプロユースライン。厨房や食品加工の現場で必要な要素を基にシックな佇まいに整えたスリッポンタイプ。
Shoes|ET027 MARKE MODI
多用途の作業用ゴム⻑靴をデイリーユースに。バックル仕様にすることで着脱の容易さは保ちつつ、フィット性を高めるシルエットに。履口にパイピングを施し足当たりを軽減した仕様に改良。底面には防滑性を考慮し設計したサクション(吸盤)ソールを採用。ソリッドな印象のワークブーツタイプ。













